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 環境セミナー「家計圧迫は地球温暖化から?〜地球に優しく、家計にも優しく〜 エコとくを広げよう」 に行ってきました!  その1

 環境をテーマとした講演会などのイベントは数年前に比べて多く行われるようになりました。そうしたイベントでは、普段は得ることが難しい、いろんなタメになるおもしろいお話しを聞かせていただけますが、開催日時に都合が悪かったり、遠くて行けなかったりということが良くあります。
 そこで、関連イベント情報などでご案内しているイベント内容を、出来るだけみなさんにお伝えしていけたと思っています。実際に参加いただくのと比べると、話の厚みや講師の話から「よしやってみよう!」と気持ちに響いてくる度合いはかなり減ってしまいますが、それでもはお伝えすることで、普段の生活にタメになる多くの情報が詰まっていると思います。
 
 今回は、11月23日に旭川で開催されたセミナー「
家計圧迫は地球温暖化から?〜地球に優しく、家計にも優しく〜」で講師の宮森芳子さんにお話いただいた内容の一部を数回に分けて、ご紹介します!

《以下、講師の宮森さんからのお話です!》

 ノーベル平和賞を受賞したアルゴア氏の不都合な真実について、知っている人はどのくらいいますか?会場の入場は20人少しだったので、7人くらいが知っているということで、3分の1というのは多いですね!このノーベル平和賞の受賞を記念して札幌で上映があるので、機会があいましたら、ぜひご覧になってみてください。(映画宣伝VTR約3分上映)
 DVDも出ているので、お借りになれる方はレンタルなども。また、旭川市の環境課では環境省発行の地球温暖化の解説DVDも貸し出しているので、今日の話を広める意味からもご覧いただけたらと思います。

 今日の話のキーワードとして「エコとく」としていますが、エコはお得、エコを説く(今やっておられることを広めてもらえたら)という思いをかけています。

 まずは、温暖化の影響などについてお話したいと思います。氷河の後退は写真で見るように進んでいて、氷河が溶けて下流に湖ができ、これら氷河湖の決壊による被害なども発生しています。また、北極海の海氷の減少によってシロクマの溺死なども多くあるようです。先ほどの話で、ノーベル平和賞はIPCCも受賞しましたが、その研究者達が地球温暖化の影響や今後の影響予測などをとりまとめていますが、彼らが言っているよりも現状は進んでいます。一方で、私たち市民の意識は広がっていっていないということがあります。

 地球の平均気温はグラフに見るように上昇していますが、原因は私たちの化石燃料の使用にあると言われています。メカニズムとして、図のようになっていて、地球に放射される太陽の光(熱)が温室効果ガスによって地球に留まっています。現在は温室効果ガスが毛布効果となっていて、ゆっくりと温度が上がっています。
地球温暖化問題とは、気候変動とそれに伴う健康や食料への影響があります。気候変動では、異常気象や海面上昇、生態系の変化などがあって、健康や食料への影響として、気温上昇による感染症の増加、世界的食料生産の減少などがあげられています。日本は約60%を海外から食料を輸入していますが、北海道では、食糧自給率(生産量)は200%を超えています。地球温暖化防止という点からも、北海道の地産地消を進めていくきっかけのときだと思います。日本のエネルギー消費は民生・運輸部門で高い割合で増加しています。グラフを見ると、産業部門がほとんどだと感じられるかもしれませんが、その産業部門の増加率はほとんど伸びていません。一方で民生部門や運輸部門の増加率は多いですね。

・省エネの必要性
 家庭部門からのCO2排出量は京都議定書の基準年(1990年)から40%近く増加しています。1世帯あたりのCO2排出量で見ると、北海道は、全国平均の約1.3倍になっています。その排出量の内訳は、灯油の使用に起因するものが36%、自家用車の使用が30%、電気の使用が24%になっています。このあたりの生活スタイルを見直していくことが必要ということだと思います。また、日本のエネルギー自給率はわずか4%で、原子力発電を入れてもわずか18%となっています。こうしたエネルギー資源の観点からも、省エネルギーを見直していくということかなと思います。他の先進国と比べて食料やエネルギーの自給率はかなり低くなっています。

・省エネとは?
 Energy Savingというより、Energy Conservation(保護、管理、保存)と考えています。「効率的に利用しながら資源の管理・保存を図っていく」ということです。省エネを実行する一つの手段として節約があって、効率よくエネルギーを使っていくことで、使用量の削減ということは結果として後からついてくるということです。節約で我慢して、くら〜い気持ちになるのではなくて、ちょっとした工夫で楽しく、もっと明るくしていけると思います。グラフにあるように、日本の省エネ効率は世界で一番になっています。一般家庭ではどうでしょうね。こうした世界で1番の省エネ技術をどう取り入れていくかということだと思いますが、長い目で見ると得をするというお話をこれからしていきたいと思います。

 エネルギー消費量の比較調査を行った事例がありますが、積極的に取り組んだ家庭とあまり努力していない家庭では、約16%も違っていました。工夫次第でまだまだ減らしていけるのだと思います。私が知っている方で、電気代でいうと、50%減らした方もいます。ぜひ実践していただけたらと思います。

 この写真は石炭ストーブですが、1950,60年代まではこれで暖をとり、ご飯をたいていたかと思います。私が小さい頃は横に写っている石炭箱がとても気になっていました。なくなったら寒い外に取りに行かなくてはいけないというので、とても気になります。今の子ども達はこうした実感がないと思うのです。スイッチ一つでストーブがつくという時代ですよね。ですので、数字で見せる、体感するなどがとても大切だなと思います。便利な生活は手放せないけど、ムダな部分があるので、それをへらしてみましょうということです。

 電気使用量のお知らせが毎月届くと思いますが、どのくらいの方が見ていますか?ぜひ、前年同月との比較をしてみてください。先月は?前年は?これを数字でつけていけば実感がわいてきます。北電さんでは、今年からインターネットで各家庭のグラフも見れるようになっているようです。ID登録が必要なようですが。ぜひ、使用量を数字でおさえてみてみてください。

・1ヶ月分の電気代が無料になる話?
 「省エネ家族には1ヶ月電気代を無料にします」といわれたら、省エネに取り組みます・よ・ね?何かこうしたインセンティブがあればみんな取り組もうと思うのでしょうけど、今のところないから・・どのように考えましょうか。

 リモコン操作の家電製品、時計やタイマー機能付のもの、フィルムスイッチ、ACアダプターなど、待機電力を使うものは主にこの4つになりますが、これらの待機電力は家庭の消費電力の約10%と言われています。携帯電話のアダプターも待機電力を使っているんですよ。最近の家電は省エネ技術が進んでいて、省エネルギーセンターの数値では7.3%とかになっているそうですが。また、これらの待機電力のカットを習慣化しましょう!どこでどのくらい使われているか知る!ということが最初の一歩ですね。そしてエコタップやタイマーなどを使い工夫してみましょう。また、「もったいない」と意識できるようになることが大切です。
 待機電力は、製品についているシールに書いていたり、待機電力を測る機械などで洗い出すことができます。切れないものも中にはありますが、私の家ではそれらを洗い出すと合計52Wでした。これに7.3(年間待機電力kwh概算値 : 20h(使用していない時間)×365日÷1000(ワットをキロワットにするため)を掛けると、380kwhになりました。これは1ヶ月間の電気使用量になります。つまり、1年間分の不要な待機電力で1ヶ月分の電気料金分になっているということです。

《その2につづく・・・》



 
 
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