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| 過去140年の気温変化を表したグラフ。その上昇の様は明らか |
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20世紀の100年間で、0.74℃の気温上昇
1990 年代に入り、地球温暖化が人類をはじめとする生物界全体に深刻な問題をもたらす可能性が広く知られ始めました。2007年にはIPCC※が発表した第4次評価報告書の中で、20世紀半ば以来観測された全球平均気温の増加のほとんどが人
為的な温室効果ガスの観測された増加に起因する可能性は非常に高い」と結論付けています。事実として20世紀に地上気温は約0.74℃上昇した、ということが報告されています。
この0.74℃の気温上昇の結果として、地球上では何が起こってきたのでしょう?
※気候変動に関する政府間パネルのことで、地球温暖化に関する最新の知見の評価を行っている組織。国際的な地球温暖化問題への対応策を科学的に裏付ける組織として活動している。
融けていく海氷
北半球での海氷の減少が報告されています。データが不十分なため断言はされていませんが、北極域では晩夏から初秋にかけての海氷の厚さが40%減少した可能性も報告されています。
なお、南極での海氷面積も減少していると、しばしば言われていますが、科学的な実証に基づく減少は報告されていません。しかし、棚氷の崩落※など、温暖化の影響を示唆しているのではないかと推測できる事象が確認されているのも事実です。
※:棚氷とは海の上に突き出している氷のこと。2002年に、南極のラーセンB棚氷が崩落した様は多くの人々の関心を引いた。なお、その様は衛星写真にて捉えられ、公開されている。
+10〜20cm。 〜現実にはじまっている海面上昇〜
潮位計による計測によると、20世紀を通して地球の平均海面推移は10〜20cm上昇しています。19世紀の潮位変化と比較すると、海面上昇の度合いは大きくなっていることも確認されています。
過去6000年にわたっては、平均で一年当たり0.5mmの上昇、さらに最近の3000年間に限ると、平均で一年あたり0.1〜0.2mm程度の上昇であったと考えられています。これに比較すると、20世紀の100年間で、10〜20cm(一年あたり1〜2mm)も海面が上昇、というのは驚異的に大きいといえ、温暖化の影響の一端ではないかと考えられています。
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