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| 北半球高緯度で温度上昇が激しいことがよくわかる。現在でも既に北極の海氷が解け始めていることが報告されているが、この温度上昇の予測と併せて考えると辻褄がある |
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将来の気温上昇
今後100年を通して、平均地上気温は上昇すると予測されています。その昇温幅は1.1℃〜6.4℃とされています。地勢的な傾向を見てみると、温度上昇が最も大きいのは北半球高緯度であることが予想されています。また、海域に比べ陸域の温暖化が大きいであろう可能性も示されています。なお、説により差異はありますが、日本付近では全球平均気温の変化よりもやや大きい昇温を経験するであろうと言われています。
海面水位の将来予測
気温上昇の結果として海水の熱膨張および氷が融解がおこり海面水位は上昇すると予測されています。その上昇幅は18〜59cm程度とされています。この上昇幅のみ見ると被害は沿岸部のみのごく一部に限られるように思えますが、多くの大都市は沿岸部にあること、また珊瑚によって形成されているような標高の低い島々には危機的な影響を及す可能性が指摘されています。
グリーンランドと南極の氷床の減少が、この10年間の海面推移の上昇に寄与した可能性は高いとはいわれています。ですが、熱膨張や氷河等の融解に起因する割合に比べると、21世紀においては、まだまだ海面水位上昇に及ぼす割合低くなっています。
しかし、万が一南極やグリーンランドの氷が解け始めてしまうと。計算上は数メートルから数十メートルも海面が上昇することとなり、大変な被害が生じることとなります。
気温上昇とともに懸念されるそのほかのリスク
気温上昇や海面水位の変化は比較的よく言及される温暖化の影響といえますが、科学的に推測されている温暖化に伴うリスクはそれだけではありません。異常気象、水不足、食糧供給不安などあらゆる可能性が指摘されています。
このように、温暖化の影響が顕在化してくると、その影響は計り知れないものとなる可能性があります。その一方で、推測にしか基づけないため、たいした影響が生じることはない、と主張する人々も少なからずいます。我々はこの正解のわからない大問題とどのように折り合うべきなのでしょうか?
確かに、温暖化という問題が、どの程度の強度で生じるかを論じるには科学的な証明は十分とは言えません。しかし「温暖化が進行しつつあり、今後も進行しつづける可能性が大きい」ことがさまざまなモデル計算などで表現されている以上、21世紀の人類はこの気候変動に適応していかねばならないことは十分な説得力を持って語られているといえるのではないでしょうか?
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